真っ赤に染まったレフトスタンドを前に (カープ2−6阪神)@甲子園 5月1日

ポロポロポロリ。

打ち取ったはずの打球がグラブから落ちていく。

大型連勝した時の勢いはいずこへと思われるほど、ピッチャーの球は荒れ、野手にはエラーがつき、攻撃はちぐはぐとなる。

 

 

今日の先発はノムスケ。5回93球5失点。持ち前のコントールが良いのか良すぎたのかわからないが、フォアボールを4つ献上。

実況アナウンサーが言っていた様に、4回終了時点でノーヒット1ラン(1得点)という珍しい現象も起きた。

打線の方は11安打を放つものの3回表の得点以降ホームが遠い。

なんかバティスタ調子良さげで嬉しい。)

 

 選手がバタつき、打てどもホームが遠い。

そんな今日の試合内容を見ていて、なんだか自分が応援しだした頃の情景を思い出した。

 

3連覇するうんと前、まだまだカープがBクラス常連客だった時の話。

地元市民球場やマツダスタジアムでも客席はガラガラという事も珍しくなかった。

当日券は売れ残り、仕事帰りのサラリーマンがビール片手にやじを飛ばす。

 

今では想像つかないほど「寂しい」状態がそこにはあった。

 

 

うまくいかない時は離れていく

今も昔も応援している者としてそんな状態に戻って欲しく無いと心底思う

 

今日甲子園に詰めかけた、真っ赤に染まったレフトスタンドを私は忘れることはないだろう。

 

「まだまだ、優勝を諦めていないファンがいることを信じて」

そんな言葉が選手に届きます様に。

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