2019年、カープはどん底からのスタートだった。
2019年4月13日現在、昨年まで3連覇した広島カープに王者の面影はない。
何しろ4勝10敗、借金6で単独最下位なのだ。
一体誰がこの様な結果を予想できただろうか。
解説者やプロ野球OBだって軒並み首位予想をしていた人は多かったし、少なくとも自分や友人も4連覇はいけると強く感じていた。
開幕前ある友人は「丸の穴なんて余裕余裕、絶対大丈夫だってww」ともう優勝が決まったかの様にポテチBBQ味をほうばり、ビールを美味しそうに飲みながら言っていた。
それがどうだ、友人は今試合を見るたびに缶ビールをテレビに投げつけているじゃないか。
この間のヤクルト3連戦が終わった時には、「こんなはずじゃなかった。。。」今にも消えそうな声で泣いていた。
嘘だ。友人は泣いていない。自分が泣きたいばかりに感情的になり嘘を書いてしまった。ごめん許しておくれ。
まあ泣いていないのだが、友人はひどくやつれ、万年Bクラスの指揮をとったは良いものの13連敗したり50イニング無得点が続いたりと悲惨な試合が続いた、前監督野村謙二郎さんばりに覇気のない顔をしていた。
かく言うカープは、開幕当初からありえないエラーの連続が続いたり、フォアボールを連発したりというおかげで負け越しが続いている。
4月13日。今日でこそ床田がいいピッチングをして勝ったが、それでも去年までの圧倒的な打線の破壊力は影を潜めている。
どうしてしまったんだ、なんでこうなってしまったんだと多くのファンの人が思い、もう今年はダメかもわからんねと優勝を早々に諦めてしまう人も出てきている。
がしかーし、とある有名な漫画でこんな言葉がある。
「諦めたらそこで試合終了ですよ」
安西せんせーい!!ありがとう。。。。
そう、諦めたらそこで試合終了、終わってしまうのだ。なんだまだ、14試合終わっただけじゃないか、あとその10倍もの試合ができるではないか。こんなことで終わるチームじゃない。そして最後の最後は笑っているチームだ。広島カープはそんなチームなのだ。
ということで、このブログは2019年広島カープ奇跡の優勝の軌跡を残すために始めたものである。 どうぞよろぴく
2019年4月14日