ジョンソン復活の狼煙 (カープ4ー0DeNA) @マツダ 5月11日
今日のジョンソン大丈夫かな?
そんな不安が試合が始まるまで付きまとっていた。
なにせ、今シーズンのジョンソンは来日してきた当初と違いピリッとしないのだ。
前回の登板、5月4日巨人戦では6回を無失点に抑えたものの、
前々回のヤクルト戦では5回を持たずにマウンドを降りている。(4回85球6安打3失点)
持ち前のゴロアウトを取るピッチングが影を潜め、今年に限ってはその日投げてみないと分からないいわゆる「好不調の波が激しいピッチャー」に見えてしょうがなかった。
デーゲームで始まった今日の試合、宮崎、筒香、ソト、ロペスなど破壊力があるバッターを前に、ジョンソンの球は時折高めに浮いたり、フォアボールを出すものの要所を締めるピッチングで強力DeNA打線を結果的には6回まで無失点で抑えることができた。
打線は1回、松山のライト前にポトンと落ちるヒットで先制点を挙げ(あーライトフライかなとも思いましたが)、2回にも西川のこれまたポトンと落ちるヒットで2点目を挙げる。
2−0で続いていた7回には、菊池のライトオーバーの2ベースで欲しかった欲しかった追加点を手に入れることが出来た。
(このヒットもライトフライかと思いましたが、風に乗って伸びたみたいですね)
7、8、9はいつものメンバー、いつメン、一岡、フランスア、中崎がパーフェクトに締め4−0の完勝。
全体的な運も味方につけられていた今日の試合。
その運はきっと、ジョンソンが我慢して我慢して手にっとった運だ。
ヒーローインタビューでは、明日の母の日に触れ、「球場にいる全てのお母さんに感謝、そして奥さんに感謝」といつもクールな表情を崩して少し照れ臭そうに言った。
その感謝を持っているからこそ、こうしてヒーローになれるのだなとも思う。
今年で35歳。ベテランと呼ばれる年齢とも言える。
しかし間違いなく3連覇を支えてきたメンバーの1人だ。老け込むのはまだ早い。
「床田?大瀬良?若いもんには負けねぇ、俺がエースだ」
そんなピッチングをファンはまた期待している。
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